マライカ・チャイハネ・チチカカは、「エスニック系」といわれるジャンルの商品を扱うショップです。
3店とも似ているようですが、違いやそれぞれの特徴が気になりますよね。
では、それぞれの違いを見ていきましょう。
マライカ・チャイハネ・チチカカの違いとは?
マライカ・チャイハネ・チチカカは、仕入れ先の国やその国に対する思い、日本への伝え方がそれぞれ違います。
ただし、扱っている商品のジャンルは似ていて、どれも服・ファッション雑貨・インテリア雑貨・アクセサリーなどです。
商品の特徴
素材感なども似ている商品が多いですが、マライカは少し価格帯が高めで大人向けかなという印象を受けます。
チャイハネはこの中でも柄やデザインが派手なものが多く、エスニック上級者向けのものが多いように思います。
また、チチカカは他と比べてカジュアルなものも多く、初心者でも取り入れやすいデザインが多いです。
これはエスニック歴約10年の筆者の感覚だから、どれが好きかは自分で見てみてね〜!
マライカとは
マライカは、「その地に根ざしたものづくり」というコンセプトのもと、仕入れ先である異国の文化や手仕事の魅力を大切にしているようです。
仕入れ先はインド・インドネシア・ネパールなどアジアやアフリカ、南アメリカでそれぞれ天然素材を重視しています。
また、取り扱う商品は民芸雑貨やファッションアイテム・インディアンジュエリー・天然石などです。
ちなみにマライカとはスワヒリ語で「天使」、素敵なネーミングですね!
伝統の手仕事や職人を守る
マライカは、刺繍や木工など世界の伝統技術やその職人を守りたいと考えているそうです。
そのため、世界の伝統技術を使用した商品を取り扱うことで日本に良さを伝えています。
また、現地のものをそのまま輸入するのではなく、伝統的な技法や素材を日本と融合させてオリジナル商品を作っています。
チャイハネとは
チャイハネは、「現代に⼈間らしい感受性と活気を取り戻す」というコンセプトのもと経営しています。
主にアジア・中南米・西アフリカなどと取引しています。
それらの国のフォークロアという、民族の内側に根付いたものや歴史的なものを大切にして、そこに潜んでいる価値を発信しているそうです。
また、チャイハネを経営する「アミナコレクション」という会社では、他にもテーマの違う計8ブランドを展開しています。
例えばハワイアンがテーマの「Kahiko」は、涼しげな色やデザインが多くて夏にぴったりのブランドです!
秋冬物も可愛くておすすめです。
フォークロアからインスピレーションを得る
チャイハネの仕事は、フォークロアという理念(民族の探求)・商売という利益・パイオニア精神の3つの軸から成り立っているそうです。
ちなみに、チャイハネとはトルコ語で「寄合茶屋」のことです。
チチカカのコンセプト
チチカカは「世界の文化をお客様につたえること」というコンセプトを掲げています。
中南米、北米、アジアの国を中心などの生産者と直接取引をして、オリジナルのエスニック商品を作っています。
また、企画から製造、販売までを自分達で行い、手作り感のある個性的な商品を作っているそうです。
フェアトレード商品
さらに、開発途上国から適正価格で購入し、生産者や労働者の生活状況の改善と自立を目指す「フェアトレード」という貿易を行なっています。
フェアトレード認証コットンを使用した商品を日本で販売し、取引先各国との共存共栄つなげているようです。
開発途上国と共に成長しようという思いが優しくて前向きで良いですね。
マライカ・チャイハネ・チチカカの対象年齢は?
それぞれ、特に対象年齢を設けていないようです。
チチカカなどの店舗の店員さんに質問したら、「何歳でも着れる」と言われたという声もあります。
私は街でエスニック系の服を着ている人がいると嬉しくて見てしまうのですが、実際に着ている人達の年齢層も本当に幅広いです!
性別すら問わない商品も多くデザインや柄が豊富なので、誰でも自分に似合うものを見つけられそうですね。
まとめ
このように、それぞれ仕入れる国やコンセプトの違いはありますが、どれも熱い思いのあるブランドですね。
エスニック系が好きな人は、この中のどれかが好きだし他の2つも好き!という方が多いです。
私も元々エスニック好きですが、3ブランドそれぞれの熱い思いを知ったことでより好きになりました!